よくあるご質問
よくあるご質問
エアーリフターについて
- Q1 エアーマウントはゴム等の弾性体でできていますが、この耐圧はどのくらいでしょうか?
- A1 リフターとしてのマウント耐圧は0.7MPAです。
- Q2 エアーマウントの寿命について。繰り返し応力がかかりますが、通常どのくらいのサイクル数まで使用可能でしょうか?
- A2 リフターの昇降距離によって寿命は変化しますが、マウント寿命は平均的には約30万回程度となります。
- Q3 エアーマウントの耐熱性はありますか?
- A3 残念ながら耐熱仕様は出来ません。
- Q4 エアーマウントは第二種圧力容器に該当しますか?
- A4 容量が小さいため、第二種圧力容器には該当しません。
- Q5 エアーマウントは破裂した際の防護策はありますか?
- A5 これまで破裂の履歴はございませんが、一部に亀裂が入った場合、エアー圧が上昇しませんので、バーストには至りません。万が一の対策としてはリフターを安全4面蛇腹で防護するようにしています。
- Q6 ブレーキ装置にてその場で停止させることは可能でしょうか?
- A6 ブレーキ装置にてその場停止させることもできますが、リフターは圧力バランスにより上下していますので、同一制御回路ですとリフター上に荷重変動がある場合は、ブレーキを開放した時点で急激な上昇や落下等が生じかえって危険を生じることになります。リフターとブレーキとを別の制御回路にして、作動の順番を厳守してしていただければ、任意の位置で機械的にブレーキ装置でのロックは可能です。リフター上で荷重が変動しなければ、本体とブレーキ装置の同時制御は可能です。
- Q7 エアがリーク状態になるとどのような状況になりますでしょうか?
- A7 バルブからは必ずリークがあると想定しています。時間が経過しエアーが供給されない場合は徐々にダウンするという前提でお考えください。万が一供給源のエアー供給が突如ストップした場合でも上昇端で位置を保持できるバルブの設定は可能です。
- Q8 上昇速度はエアーの流入量、下降速度はサイレンサーからの排気速度によるものと思いますが、例えばHL-3-900の機種の場合それぞれどのくらいの所要時間になりますか?
- A8 速度制御無しでのテストを実施した場合の参考値
- 全荷重 上昇 15sec 下降 8sec
- 無負荷 上昇 5sec 下降 12sec
- 速度制御の方法として、上下共、スピードコントロールを付けることにより制御可能です。下降速度を上げる場合は急速排気弁の取り付けにより可能です。上昇速度を上げることは出来ません。
- Q9 本体価格にはエアー制御は含まれているのでしょうか?
- A9 本価格にはエアー制御は含みません。供給口渡しの価格です。制御方法につきましては、電気式 エアー制御等多々ありますので、概算でも価格として出し難い状況ではございますので制御方法のご希望を添えてお問合せください。
- Q10 クリーンルーム仕様は可能でしょうか?
- A10 可能です。本体をSUS材質とし、制御をBOX内にて行い、排気フィルターはクリーン用を採用いたします。クリーンルーム対応の場合は、クリーン度、排気環境等使用される環境をお知らせください。
- Q11 水中リフターについて仕様を教えてください?
- A11 本体をSUS材質とし、軸受けは水中用を採用いたします。ただし使用環境は、水温は35℃以下でのご使用をお願いいたします。
- Q12 防爆用リフターについて仕様を教えてください?
- A12 本体は基本的に防爆となっていますので、制御として防爆仕様をご採用ください。当方では、オールエア制御を準備可能です。
- Q13 マウントとパンタグラフの取り付け箇所には、ローラーかベアリングがあるのでしょうか?
- A13 パンタグラフの支点はすべてオイレスブッシュです。4カ所の移動ローラーは標準はベアリングローラーです。オプションでカムフォロアも可能です。高ストローク仕様の中間板の左右のつなぎは高分子ポリエチレンのパイプ内をシャフトが摺動します。
- Q14 フットスイッチでの上昇下降制御は可能でしょうか?
- A14 フットスイッチでの上昇下降制御は可能です。例えば制御方法としては1回踏めば上端まで上昇する。次に下降ペダルを踏めば下降端まで下降するといった単純な自己保持制御等可能です。自動制御のように上下端の確認スイッチはついていませんので、リフターが上下どちらにあるか、あくまで作業者の目視となります。確認のリミットスイッチ等の取り付けで、遠隔での制御も可能です。
- Q15 エアーリフターの日常点検について教えてください
- A15 1、エアーマウントのエアー漏れについて 不慮の事故による破損又は経年劣化により、エアーが漏れた場合は一般のエア機器と同様風切り音がでますので、マウントゴムの損傷などの確認が可能です。2、ヒンジ部等はオイレスメタルですので作動回数にもよりますが、あまり劣化はしませんが、きしみ音が出る場合は確認する必要があります。3、リフターへの供給配管やバルブからのエアー漏れも確認事項となります。
- Q16 エアーリフターの中間停止について教えてください
- A16 バルブの制御により中間での停止は可能ですが、マウントの圧縮性による上下動が発生しますので、基本的に中間停止は不向きとなります。
- Q17 工場エアーを減圧弁にて減圧をさせての使用は可能でしょうか?
- A17 工場エアーを減圧弁等で圧力調整して使用いただけます。
- Q18 4面蛇腹の材質はそのような種類があるのでしょうか?
- A18 安価なものでPP製、折込タイプでナイロン製、その他耐薬品性の樹脂等多くの種類があります。利用環境や蛇腹にかかる気液によりますので事前にお知らせください。
- Q19 ガイドの材質選択と取り付けは可能か?
- A19 ガイドの材質として、SS又はSUS製をご指定ください。取り付けは可能です。ご指定ください。
- Q20 制御ボタンの取り付けは可能でしょうか?
- A20 リフター下部フレームよりスイッチのポストを立てることは可能です。高さ900mm等ご指定ください。
- Q21 水平荷重では無く、偏荷重になる場合がありますが使用可能でしょうか?
- A21 エアー式リフターの場合は、油圧やボールねじのような、機構としてのテーブル自体の停止ロック機能がございません。エアーマウントの推力と荷重のバランスで水平を保っている為、荷重バランスが偏荷重になりますと、テーブル上の荷重の少ない方が先に上昇したり、重い方が先に下降したりします。テーブル自体を重錘などでバランスをとればよいのですが、荷重が変化する場合は、出来ませんので、厳しいと思われます。対策としましては、マウントを2台設置して、幅広く荷重を受けることも可能ですが、詳細仕様により可不可が決まることになります。
- Q1 コート膜厚と回転数の関係式(グラフ)はありますでしょうか?
- A1 DSスピン回転はバスケットの直径や形状に反比例しますので装置の特性を調査してテストを行う必要があります。振りきり回転が小さいと膜厚は大きくなる傾向があります。又ワークの処理量によっても、内外膜厚の差がてでてきますので、精度を高めるにはテスト機による回転数の変化で塗膜を決定することになるかと思います。
- Q2 エース設備でのテストは可能でしょうか?またデモ機はございますか?
- A2 もちろん可能です。現在DS300およびIDS350の機種は弊社本社工場にございます。部品・塗液・塗装条件を添えてご連絡ください。また、有償となりますが塗装試験も実施可能です。小型ディップスピンコーターもデモ機がございます。詳細はこちらを確認ください。
- Q3 全自動ディップスピンコーターシステムの構築は可能でしょうか?
- A3 可能です。実績としては半自動および全自動のシステムの納入実績がございます。お問い合わせください。
ディップスピンコーターについて
2018/06/18