エアー式リフターの特徴
2016/08/22
弊社の独自開発製品であるエアー式リフターの特徴についてみていきます。
動力源として空気圧を利用した昇降装置です。工場に併設されている圧縮空気を利用するので、基本的に電源を必要としません。
また、機構は簡単で強靭な空気バネを収縮させ昇降します。メンテナンス性に優れた理由はこのシンプルな構造とその設計によるものです。
この大きな特徴を生かして様々な環境で利用されています。
まずは、利点と欠点からおさらいしていきます。
利点
動力源として圧縮空気を使用するため、防爆エリアや防水エリア、クリーンエリア等あらゆる環境で使用可能
バルブの開閉のみの制御のため、他の機構と比べ安価である(エアバルブ制御のみで電源不要も可能)
簡単な構造でありメンテナンスが容易
欠点
圧縮空気(コンプレッサー)が必要
停止位置の制御が難しい
油圧の約1/10以下程度とパワーでは油圧に劣る